最近気が向いた時に読んでいる一冊を。。。
よしもとばななさんと、パトリスジュリアンさんの文通エッセイです。
二人が日々考えていること、幼少期の出来事、体験したこと。交互に、写真を織り交ぜながら書いてあります。 パトリスさんのほうは、結構スピリチュアルな感じで日々のことに結びついた書き方なので、何だか深ーいです。ばななさんは、こんな感性の持ち主だからああいう、ちょっとかなしい、でもそこにほんわかしたあたたかい気持ちの物語を書くんだなぁ、と勝手に思ってしまいました。面白いです!
あたしも文通は昔からすきで、今でも市内にいる友達とでも文通したりします。メールでもいいんだけど、相手の顔を浮かべながら便箋に書いている時間だったり、返事が来るまでのソワソワ感がいいです。
この本もそんな感じを漂わせたつくりが良いです。気になった方は、本屋さんで探して立ち読みしてみて下さいな。
今回の青森の旅は、寝台とはちょっと違ったのびのびカーペットというので。みんなのびーのびになる感じで、ごろ寝スタイルの車両です!
青森二回目で思うこと、それはちょっと寂れた感じに見える商店街や、おせんべい屋さん、古民家だって、まだまだ現役で息づいてるということ。おせんべい屋さんは代々受け継がれてって、古民家はカフェや雑貨屋さんに生まれ変わってステキな空間になってたり、こぎん刺しや鳩笛、津軽塗なんかも色褪せずに今見てもかわいい!って思える様子で残っていて。
北海道と歴史が違うせいもあるかもしれないけれど、古き良きものと共存するのがうまいなぁと、少し羨ましささえも感じました。