最近観た映画のお話。
90歳の建築家、つばた修一さんと、奥様の英子さん。
お二人が、とても仲睦まじく、ゆっくりこつこつ、つみあげてきた暮らしのドキュメンタリーでした。食べるものや身につけるもの、日々使うものにはしっかりとしたポリシーを持ちながら、大事に育てた庭の土や植物、遊びにくる小鳥に、立て看板に優しくオリジナリティあふれるメッセージを書き込んだり、いつも買い物をするお店の方にお礼の葉書をおくったり。
おもてなしやプレゼントの大好きなお二人。
その暮らしぶりを、間近に感じられる内容となっていました。
日々変化していく環境や状況の中、長年かけて、自分の理想やイメージを想いながら心の赴くままに確実に向かっていくことの大切さ。
柔軟に、目の前に起こることを受け止めながらも、一歩も二歩も先をみながら選んでいくこと。
2時間のストーリーだけでは飽き足りずに、本も購入してしまいました。
ついつい、急いで結果を求めたくなってしまいますが、まだまだ長い人生、
しっかりと先を見据えながら、こつこつ積み上げていきたいな、と思います*
「たま」というバンドの映画を観ました。
2003年に解散してからも、メンバーはそれぞれ
音楽活動を続けています。
10年前、macroの1周年パーティーで
LIVEをしていただいたこともある「たま」
お店のBGMでかけていたこともあります。
私がたまのLIVEを観たのは3回。
「さよなら人類」や、
「あっけにとられた時のうた(ちびまる子ちゃんのエンディングテーマでした。)」
しか聴いたことのなかった私は、
初めてライヴを観たとき、それまで抱いていた
イメージとのギャップに衝撃をうけました。
「生きる」、「死ぬ」、「暗い」、「明るい」
「あったかい」、「せつない」
「面白い」、「こわい」
たまの曲を聴いていると
こんないろんなことが心に湧き出てきます。
そしてたまりにたまった汚いものが、
すーーーーっと抜けていくような感覚になります。
メンバー全員が、シンガーソングライター。
だから、いろんな味の曲があります。
解散後は、知久さん(ボーカル、ギター、ウクレレ)のライヴしか聴いたことがなかったのですが、
この映画では、石川さん(ドラム)や
滝本さん(キーボード)のソロ活動も観ることが出来て
とっても贅沢な内容になってます。
あたたかくって優しいうたの知久さん
おもしろ楽しく、ちょっとこわいうたの石川さん
せつなくてやさしいうたの滝本さん
だからこんなに魅力的なバンドだったんだなあ。。
とても素敵だったので、もう一回観たいと思います?
たま大好き。
始まりから綺麗で素敵な映像ばかりで、
野生の動物のナチュラルな姿がじっくり見られました。
ひなどりが巣から初めて地上に降りるところや、
ホッキョクグマが冬眠から覚めて地上にでてくるところも
どうやって撮影したんだろう。。
環境破壊についてもあらためて考えさせられる1本です。
とっても美しいです。